2013年3月31日日曜日

新歓ビラ完成!

新歓ビラがやっと完成したので、一足先に公開しちゃいます!


4日の入学式の日に配ります。ちゃんと印刷されるか心配や…
さーて、4月1週目の新歓イベント&活動情報ぱぱっと紹介


2日 通常活動(生協3階和室)
4日 入学式ビラ配り&通常活動(生協3階ミーティングルーム)


すでに参加したいと思っているレベルの高い人は
下記メールアドレスまで連絡ください〜

ynu.wakabaあっとまーくgmail.com
(あっとまーく→@に変換してね)

2013年3月11日月曜日

会長コラム

会長の竹中のブログより全文転載します。
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「横国将棋サークル、その後 (3)」


久しく将棋サークルのことに関して書いていなかった。公式ブログの方も、忙しさにかまけて年末以来更新していなかったので、昨日立て続けに2本の記事を上げた。こちらにも、少し近況をまとめておこうと思う。

昨年の前期は、僕のブログを見て直接連絡をくれた数名で集まり、毎週図書館の一角でちびちび将棋を指していた。せっかく立ち上げたのだから、大々的に宣伝をしてメンバーをたくさん集め、横国で将棋の大会を開いたり、関東の学生で集まって将棋イベントを打ちたい…等々いろいろ妄想していたが、ポスターを一枚作るのがやっとだった。言うは易く行なうは難し。ただ、行なってしまえば、言う事にも説得力が出てくる。皆、将棋が好きだからというのもあったが、毎週ほぼ欠かさず活動することで、将棋サークルをやっているんだという実感は湧いてきた。

そして、後期に入り、ポスターを見て数名が新しく集まってくれた。図書館の一角も賑わい(?)を見せるようになり、将棋が好きな学務の職員さんとも仲良くなった。「公認サークルにしたら?」というアドバイスを頂き、知り合いの教授まで紹介してもらって、あっさりと年度末に公認サークルの承認をもらった。ある日は1年生の発案で慶応の文化祭に遠征、将棋部の出店にお邪魔して主将と仲良くなり、学生将棋連盟への加入を勧められる。後日、彼から聞いた学生将棋界の熱さにすっかり魅せられ、紹介された幹事に早速メールを送った。丁寧な対応があって、後日の幹事会で正式に連盟加入となる予定である。

更に、公認サークル化の手続きをサラッとやってくれた後輩が、生協の茶室を借りることを提案。事務の人と掛けあってくれて、来年度からは和室で将棋を指せることになった。図書館の一角もあれはあれで良かったけど(笑)


そんなこんなで、本年度は本格派文化系サークルとしてバリバリ活動していく予定。
大学生活も残り少なくなってきたので、悔いの残らないよう全力で駆け抜たい!
若葉会ロゴ2

2013年3月7日木曜日

王将戦観戦記!

リアルでの活動が忙しく更新が滞っていました。。。
ご無沙汰してます、会長の竹中です。

今回は、若葉会会員のN君が王将戦観戦のために栃木まで行ってしまったそうなので、せっかくだからと書いてもらった観戦記を掲載します。

と書いていたら、渡辺竜王が奪取を決めました…
文章は1週間前に貰っていたのですが…仕事が遅くてすみません(泣)
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 王将戦第四局を現地観戦してきました。大盤解説会に行くのは今回が初めてです。タイトル戦の雰囲気がどんな感じなのか以前から興味があったので、友人と二人で向かいました。

対局場のホテル花月までは、自宅から車で三時間半くらいかかりました。いろいろあってだいぶ疲れたため、なかなか指し手が進まなかった午前中は睡魔との戦いもありましたが、昼食休憩をはさんで局面が中盤戦に突入した頃には目も覚め、枝葉の変化まで詳しくわかりやすい解説を聞いていると時間が経つのがあっという間に感じました。

解説の阿久津七段によると、佐藤王将と渡辺竜王はトッププロの中でも珍しいくらいに読みが合わない二人だそうです。まあ初心者同然の私でもそれはなんとなくわかる気がします()

「次の一手」は84手目△5七歩に対する応手が出題されましたが、ここでの形勢は会場ではなんとなく先手持ちが多そうでした。もし75手目▲5六角から一直線に攻め合うと、先手が勝つとの解説があったからでしょうか(本譜のように曲線的に進めればまだ互角ですが)。実はこの▲5六角は、木村八段が大盤解説にて一蹴した手だったのですが、調べてみると好手だったようです。阿久津七段も解説ではいかに後手が粘るかを考えていて、先手持ちだったのではないかと思います。

しかしその後シンプルに進んで91手目▲6四桂と跳ねたところでは、形勢不明になっていました。後手からは常に△5九銀があり、また馬が自陣に効いていて後手玉は意外と耐えているとのこと。△7六桂の筋もあります。そこからの数手の間に大盤ではさまざまな変化が試されていましたが、やはり結論は出ませんでした。

面白かったのが93手目▲2二飛について、阿久津七段が「道場で子供たちがこの手を指したらちょっとケチをつけたくなる手(うろ覚えです)」と述べていたことです。というのも、飛車は強力な駒なのでできるだけ形を決めたくない。だからこの手は「他に手があるのでは?」と言いたくなる手らしいです。もちろん、渡辺竜王の指し手に文句をつけているわけではないです()

さて、本局のハイライトは97手目▲5七金でしょう。この手は棋譜中継のコメントでは有力視されていたようですが、大盤解説では全く触れられていなかったため、心底驚きました。この時佐藤王将の残り時間は2分と厳しく、△5二歩▲4七金と進んで馬を取り切り、急に先手の渡辺竜王が勝ちになりました。

終局後、両対局者ともに精根尽き果てた様子でインタビューを受けていましたが、その後すぐに大盤解説場に降りてきて簡単に感想戦をしてくださいました。佐藤王将は92手目△6二金で他に手があったのではないかと悔やんでいましたが、やはり△5九銀で難しかったようです。また渡辺竜王は97手目▲5七金を勝負手のつもりだったと述べていましたが、△6八銀成とされてどうかと思っていたようです(実際そちらの方がアヤがあったようですね)

 これで渡辺竜王が王将奪取まであと一勝となりました。私は渡辺竜王を応援していましたが、生で見るとどちらも頑張ってほしくなりました。感想としては、欲を言えば色紙か扇子が欲しかったですが()楽しかったです。第五局以降も名勝負を期待します。